沖永良部旅行3日目、2泊3日の最終日となりました(>.<)
朝起きて朝食を食べ、部屋に戻って荷作りと出掛ける準備
そしてこの日も
桜花さんが連絡を下さり、
ご夫婦が車で最後の沖永良部観光に連れて行って下さいました~っ\(=^O^=)/
最初に案内して頂いた場所は、以前に桜花さんのブログで紹介されていた
西郷隆盛謫居記念碑
このブログの前回の記事で、沖永良部と西郷隆盛は
縁の深い繋がりがあると記しましたが、
西郷隆盛は文久2年(1862)、島津久光の怒りにふれ沖永良部島へ流罪となり
1年6ケ月の間、牢獄生活を送ったと言われます
牢獄生活にあった西郷隆盛は、牢屋の外に集る若者たちに天災や飢饉に備えて
作物が豊作の年には高倉に蓄えておき、凶年で食べ物が不足した年に、蓄えておいた作物を配給し、
島民が幸せに暮らせる手法を伝授したと言われます
牢中の姿の西郷隆盛像・・・
やせ細ったその姿は、歴史の教科書で学んだ西郷隆盛の
どっしりとした風格のある姿とは全く対照的。
牢獄生活がいかに過酷なものであったのかが伺える像です
沖永良部のこの地は、西郷隆盛の思想、
「敬天愛人」発祥の地
この言葉は、「何事においても道というものは天地・自然によるものであり、人はこの道に沿って
物事を行うべきものであるから、何よりも天を敬うことを目的とすべきである。
天は他人も自分も平等に愛いでくれるものであり、自分を愛する心をもって人を愛することが
何よりも大切である」
・・・という意味なのだそうです
過酷な牢獄生活の中においても自身の精神を磨き、この素晴らしい思想を完成させた・・・と。
どんなにか心の強い方だったのだろう・・・
歴史を顧みる事で、自分自身を省みる。
こんなに素晴らしい言葉、思想がこの日本に存在する
そして先人が導き出したこの言葉に、自分は少しでも沿った
生き方や考え方ができているだろうか・・・
歴史の教科書で学ぶ「歴史」だけでは、偉大な先人達の一生の全ては学べない
ここ沖永良部で西郷隆盛が成した功績や思想を感じる事で、
数々の先人達の、時には生涯をかけてこの日本を築いてきた
歴史の深さを感じた貴重な時間でした
そして再び車に乗り、次の場所へ(/*^^)/
<つづく>