海好き、山育ち。

間が空いてしまいましたが、個展開催時の日記を綴ります（＾＾）

5月7日。
この日は午前中に、楽しい方々がご来場くださいました
昨年の公募展で賞を頂いた栃木県・足利市の美術協会。
そちらの会長さんがいらして下さり、絵についてのいろんなお話をさせて頂きました

「是非、うちの会員に！」というお話は
会う度に毎度頂いている・・・（＾＾；）のですが、別件のお誘いを受けました
この個展の2日後に開催される同美術協会の展覧会出品のお誘いを頂きました。

搬出日は伺えないので、不参加の由を伝えたのですが、
会長さんが搬出の手配して下さるとの事で、その場で出品が決定しました（＾▽＾；）



そして4日目、5月8日。

この日は会場へ行く前に、一昨年からずっと観てみたかった
展覧会を観に行ってきました
その展覧会というのは日本に住む南米人の絵画展。
主にブラジル、ペルーの画家さんとその生徒さん達の展覧会です。

自分の考える南米の方の絵というのは、
とても明るい原色、そして何にも束縛されない自由なイメージ。
私はそんな明るい色合いが好き。
なので、ずっと観てみたくて興味深々でした（＞▽＜）ノ

会場に到着し、展示場に入ると・・・中は異世界な雰囲気
受付も鑑賞者も外国人と思しき方々ばかりで、英語やポルトガル語が飛び交っているっ

ちょっと肩身の狭い感じでしたが、じっくり作品鑑賞していると、
背後から名前を呼ばれたのでビックリして振り返ると・・・

初対面の上品な初老の日本人男性が立っていました。

どうして私の事を知っているのか不思議に思ったのですが、
数日前に仲間の画家さん宅を訪ねた時に偶然、私の個展の案内状を見たそうで、
記帳の名前を見て声を掛けてくださったそうです

その方は、この展覧会の窓口兼通訳をしているそうで、
いろいろお話を聞かせて頂くと、ヨーロッパに5年ほど住んで
絵を描いたり美術館を巡って過ごしたそうです。
そして、ドイツにアトリエを持っていて、日本とドイツを行き来しているとの事でした。

絵画に対しての視野がとても広くて、ずっとお話を聞いていたいと感じました。
とても興味深い内容ばかりで感激でしたっ
こんな素敵な出会いがあるなんてっ（＠０＠）

話に花が咲きましたが、個展会場のオーナーから電話があり、
絵が欲しいとおっしゃるお客様がお待ちなのですぐに来てくださいと連絡があり、
後ろ髪を引かれる思いでしたが、まず第一は開催中の自分の個展。
大きな責任があるので、ご挨拶をして会場を後にしました。

「会期中に必ず、個展を拝見しに行きます。」とおっしゃってくださいました。

急いで個展会場へ到着っ

すると、たくさんの方々が既にご来場くださっていて、一人ひとりに
ご挨拶と作品紹介をしました。
この日は嬉しい事に、途切れる事なく次々とご来場者がお越しくださいました。

3作品がお嫁に行く事になり、感激っ

入口に掲げた東北、被災地へのメッセージ。「陽はまた昇る」

この絵に目を留めてくださった方も多く、震災について、被災地に寄せる思いを
話し合う事ができて有意義でした。
復興支援、これからも自分の出来る事を続けて行こうと思っています

お花を贈ってくださった皆様、ありがとうございました

懐かしい方々との久しぶりの再会もたくさんあり、
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜つづく＞